エステティシャンとして経験を積んでいる方の中には、「いつか自分のエステサロンを経営したい」と考えている人が少なくないことでしょう。しかし、開業するまでに色々な情報を確認しておき、「経営を開始してしまったものの失敗に終わってしまった！」などとならないように、事前準備をすることが欠かせません。

始めに、どのようなサービスを提供するエステサロンにするか、しっかり決めましょう。一般的なサロンの場合は届出や資格は必要なく、誰でも開業することができます。ところが「首から上の美容（フェイシャルマッサージ）」や「まつげのエクステ」については、美容師法に基づいて、美容師として認められた人以外が施術をすることができませんし、届出も必要となります。また、マッサージも医療行為に該当する場合、あん摩マッサージ指圧師など、特定の資格者しか対応できません。リラクゼーション目的のものであれば無資格でも違法ではないので、その違いについて確認しておく必要があります。

このように、同じような施術であっても、用いる器具・方法、あるいは手掛ける部位によって詳細が異なります。必ずその要件を確認し、違法行為とならないように必要な資格・届出をチェックしましょう。また、その資格を取るための準備を怠らないように、経験を積んでいくことが大切です。

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