エステティシャンとして長年有名なエステサロンに勤務してきましたが、その経験を経て開業して経営者としてエステに関わっていこうと考えるようになりました。これは自分がエステティシャンとしての能力が不足していると感じたからではなく、エステを通してより多くの顧客のニーズに応えられるようになりたいと考えたからです。
古くからある大手のエステサロンで働いていると、ただのエステティシャンという立場では自分の考えを経営に反映させてもらうことができません。業界のトレンドを追ってサービス内容にも適宜変化が生じてきますが、それが必ずしも個々の顧客のニーズに応えられるわけではないということは現場にいると痛感せざるを得ません。それをただの従業員だから仕方ないとして諦めてしまう道もあるのですが、自分が開業して経営者になればニッチを埋める事業が展開できるのではないかと考えました。その結果としてエステティシャンとして勤めるのは諦め、開業の道を歩むことにしたのです。